24歳の若さで型枠大工として活躍。20代に伝えたい建設業界の魅力。

20代のみなさん、転職をご検討されていますか?
やりがいがあり、他業種よりも給与水準が高く、実績が目に見える形としてしっかり残る。そして健康的な生活が送れる、そんな業界があります。
それが「建設業界」です。
まだまだ業界に対する古いイメージが拭いきれず、ためらう方も少なくないはず。
今回は20代で活躍する職人のインタビューをお届けします。

 

本記事が建設業界に興味をもつきっかけになることを願います。

24歳の若さで型枠大工として活躍する三木さん。彼のキャリアは美術大学から始まりましたが、様々な理由から建設業界へと転身しました。家庭の事情や自身の成長を通じて、彼はどのようにして現在の職業に誇りを持つようになったのでしょうか。インタビューを通じて、三木さんの経験と建設業界の現状について詳しく伺いました。

美大から型枠大工への転身!?

若くして型枠大工として活躍している三木さん。彼のキャリアは美術大学から始まりましたが、そこから一転して建設業界に飛び込むことになりました。その背景を詳しく伺いました。

スタッフ
まず、建設業界に入るきっかけを教えてください。
三木さん
もともと美大に通っていましたが、当時お付き合いしていた彼女との間に子どもができて、働かないといけなくなりました。父親が型枠大工だったこともあり、高校時代から手伝いに行っていた縁で、この仕事に就くことにしました。
スタッフ
当時、職人になることに対して不安はなかったですか?
三木さん
正直なところ、自分が職人になるなんて全く考えていなかったです。不安もありましたし、むしろやってたまるかと思っていました。

三木さんの転身は、家族のための決断でした。彼が職人になることは全く想定外の出来事だったのです。

建設業界へ転職、初めての苦労

建設業界に入ったばかりの三木さんが直面した最初の壁とは。初めての苦労について語ってもらいました。

スタッフ
仕事を始めて最初に苦労したことは何ですか?
三木さん
業界用語がわからず覚えるのが大変でしたね。そして朝が早くて体力的にも辛かったです。私は仕事生活に慣れるまで半年くらいかかりました。
スタッフ
どのようにして慣れていったんですか?
三木さん
毎日コツコツと覚えるしかなかったですね。あと、周りの先輩たちのサポートも大きかったです。建設業界の職人たちには怖いイメージをお持ちの方が多いようですが、実際は真面目で、自分たちの仕事に誇りを持つ方ばかりです。当時色々と教えてくださった先輩には感謝しています。

新しい環境での最初の苦労を乗り越えるため、三木さんは努力と周囲のサポートによって順応していきました。

パズルのように組み立てる

型枠大工としての仕事の楽しさとはどのようなものなのか、三木さんに伺いました。

スタッフ
仕事の中で特に楽しいと感じる部分はどこですか?
三木さん
型枠の工事の仕事は色々ありますが、特に階段の施工が好きですね。パズルを組み立てるようで、パーツが多いので難しいかもしれませんが、できたときの達成感は格別です。
スタッフ
具体的にはどういったところが楽しいのでしょうか?
三木さん
図面を見て、それを実際の形にしていく過程が好きです。階段は構造的に複雑なので、完成したときの達成感が大きいです。型枠工事に限らず建設業界は、自分が関わったプロジェクトの仕事が建造物として形に残るので、誇りに思います。

三木さんにとって、仕事の楽しさは複雑な作業を完成させたときの達成感にあります。特に階段の施工に喜びを見出しています。施工したものは形としてずっと残るので、やりがいを感じるようです。

今と昔、建設業界の変化

建設業界の変化について、三木さんの視点から語っていただきました。服装や文化の変化がどのように影響しているのでしょうか。

スタッフ
建設業界の変化についてどう感じていますか?
三木さん
昔と比べて作業服がスタイリッシュになりました。一昔前は、ダボダボのニッカポッカが当たり前でしたが、今では半ズボンにパーカーという格好も見られます。
スタッフ
その変化は業界全体に影響を与えていますか?
三木さん
若い世代に夢を与えるためにも、服装に気を遣っていると思います。昔のような作業服ではなく、スタイリッシュな服装で、業界のイメージを変えようとしています。

建設業界は変化を続けており、特に服装の面では大きな進化を遂げています。これにより、若い世代にも夢を与えることができると三木さんは感じています。

建設業界もグローバル、実習生との関係

外国人実習生と一緒に働く中で、三木さんはどのような苦労や喜びを感じているのでしょうか。

スタッフ
外国人実習生が増えているようですが、実習生との関係で苦労したことはありますか?
三木さん
やはり言葉の壁が大きいですね。ベトナムやインドネシアからの実習生が多いのですが、文化や言葉の違いに苦労することが多いです。会話はもちろん、何かを伝えたときに返事をあまりしない文化のある国もあったりと、最初は困惑しました。
スタッフ
どうやってその壁を乗り越えていますか?
三木さん
まずは見せて教えることが多いですね。言葉が通じなくても、実際に見せることで伝わることが多いです。はじめて実習生が来た1年目は大変なこともありますが、次年度にまた新しい実習生が来た時は、実習生の先輩が母国の言語でサポートすることで早く正確に仕事を覚えることができるというメリットがあります。文化については、その国のカルチャーを知って理解し、歩み寄ることが大切だと思います。

三木さんは外国人実習生との協力を通じて、言葉や文化の壁を乗り越え、共に成長していく姿勢を持っています。

仕事と家庭を両立するなら建設業界

仕事と家庭のバランスをどう取っているのか、二児の父親としての三木さんの視点を伺いました。

スタッフ
仕事と家庭のバランスはどのように取っていますか?
三木さん
朝が早く、帰宅はだいたい19時頃になります。家族と過ごす時間を大切にしながら、仕事もしっかりこなすようにしています。仕事とプライベートのONとOFFがハッキリしているので、家庭とのバランスは、他業種で働いている同世代の友人と比べてもしっかりとできていると感じています。
スタッフ
将来、ご自身の子どもが建設業に興味を持ったらどうしますか?
三木さん
嬉しいですね。応援してあげたいです。自分が感じたやりがいや達成感を子どもにも感じてもらいたいです。

三木さんは、仕事と家庭のバランスを取りながら、将来の子供の可能性も見据えています。建設業の魅力を次世代に伝えたいという思いを持っています。

三木さんのインタビューを通じて、若くして建設業界に飛び込み、困難を乗り越えてきた彼の姿が浮き彫りになりました。美術大学からの転身、業界用語や体力面での苦労、そして仕事の楽しさや達成感。さらに、外国人実習生との協力や家庭とのバランスの取り方など、多岐にわたる話題について語っていただきました。三木さんの経験は、建設業界の未来を担う若い世代に大きなインスピレーションとなるでしょう。彼のように誇りを持って仕事に取り組む姿勢が、業界全体のイメージを変え、より多くの若者を引き付けることを願っています。


有限会社たもつ工務店
施工部 三木天太
有限会社たもつ工務店施工部に所属する24歳の型枠大工。美術大学に通っていたが、結婚を機に建設業界へと転身。父親も型枠大工であり、高校時代から手伝いをしていた経験を活かし、現在は数々のプロジェクトに携わっている。若い世代にも夢を与えることを目指し、業界のイメージ改革にも積極的に取り組んでいる。仕事と家庭のバランスを大切にしながら、建設業の魅力を次世代に伝えることに情熱を燃やしている。

たもつ工務店

https://tamotsukoumuten.com/
街に残るモノを造る
人々が安心して暮らすことのできる建物を造ることに責任を持ち、プライドを持って施工いたします。
私たちは型枠工事の技術を活かし、建築物に求められる「高い安全品質」「繊細な美しさやデザインの実現」を可能とします。お客様の要望に最高のサービスでお応えできるよう安全にかつ、より確かな技術で施工いたします。地域貢献、社会貢献についても今後とも取り組んでいく所存でございます。


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